カフェユニゾン ゆんたくサロン vol.1
山本章子さん 石橋湛山賞受賞記念
「沖縄の日々の暮らしから考える、日米地位協定」
無観客ライブ配信(無料)イベント
1月5日におこなった配信の様子をYouTubeで公開しています。

日米地位協定(中公新書)』の著者・山本章子さんを囲んで、
5人のゲストがそれぞれの立場から「日米地位協定」を語り、ともに考える。
沖縄にとってそれは政治問題以前に、生活の問題なのだ。
今年の石橋湛山賞を受賞した『日米地位協定 ー在日米軍と『同盟』の70年』(中公新書)の
著者で、琉球大学准教授の山本章子さんをお招きし、沖縄の諸問題の原点ともいえる
「日米地位協定」について、コーヒーを片手に理解を深めるトークサロンを開催します。
加えて5人のゲストが、生活者、女性、基地の街の地元議員、ジャーナリスト、育児中の母親、
若い世代など、それぞれの立場から「日米地位協定」を語り、沖縄の日々の暮らしに密接した身近な
問題として、山本さんとともにその課題を考えます。
難しいテーマに優しくアプローチし、じっくり考える、カフェならではの人文エンタテインメント
コンテンツ。カフェユニゾンのYou Tubeチャンネルから配信!!
【日程】
2021年1月5日(火) 15:00~17:00
無観客ライブ配信(無料)
《配信URL》youtu.be/-o6x-xE0ByY
イベント後は、アーカイブ配信を行います。
《カフェユニゾンYou Tubeチャンネル》
【メインスピーカー・プロフィール】

山本 章子〈やまもと あきこ)〉
1979年、北海道生まれ。一橋大学大学院社会研究科博士課程修了。博士(社会学)。現在、琉球大学准教授。専門は国際政治史。
著書に『米軍と日米安保条約改定ーー沖縄・基地・同盟』(吉田書店、2017年、日本防衛学会猪木正道賞奨励賞)、『米国アウトサイダー大統領ーー世界を揺さぶる「「異端」の政治家たち』(朝日選書、2017年)、共著に『沖縄と海兵隊ーー駐留の歴史的展開』(旬報社、2016年)、『日常化された境界ーー戦後の沖縄の歴史を旅する』(北海道大学出版、2017年)など。2019年に発売された『日米地位協定 ー在日米軍と『同盟』の70年』(中公新書)で、第41回石橋湛山賞を受賞。
【ゲストスピーカー・プロフィール】
〈新垣 ちあき(しんがき ちあき)〉
北谷町議会議員。米軍基地を抱える町の議員として、米軍兵士や軍属との事件やトラブルに巻き込まれた女性たちや、基地と接して暮らす地元の人々の声を、米軍や日本政府に伝えていく立場からお話しいただく。
〈宮城 裕也(みやぎ ひろや)〉
宜野湾市出身、毎日新聞記者。青森支局で米軍三沢基地の取材などを経験し、現在は北九州市在住、九州・沖縄の基地の取材を担当する。本土から見た沖縄、本土の基地の町の状況についてお話しいただく。
〈明 真南斗(あきら まなと)〉
宜野湾市在住、琉球新報政治部の記者。中部支社で北谷町と宜野湾市を担当し、辺野古での抗議デモを取材していた。地元新聞の記者として、また一生活者として感じる日米地位協定や基地の課題をお話しいただく。
〈明 有希子(あきら ゆきこ)〉
緑ヶ丘保育園父母会。2017年、アメリカ軍ヘリの部品が普天間の緑ヶ丘保育園の屋根に落下した。父母の会は署名を集め、政府に「米軍ヘリに保育園の上空を飛ばせない」要請を行った。事件を通して感じた日米地位協定についてお話しいただく。
〈元山 仁士郎(もとやま じんしろう)〉
宜野湾市出身。一橋大学大学院生。「辺野古」県民投票の会代表として、2019年沖縄県民投票のための条例制定を求める活動を行った。普天間基地周辺で生まれ育った一若者として、また日米地位協定を含む基地問題を研究する立場としてお話しいただく。
【司会進行プロフィール】
〈三枝 克之(みえだ かつゆき)〉
1964、兵庫生まれ。2003年より沖縄在住。カフェユニゾン代表、編集者、作家。著書に『FUTENMA360°』など多数。